こんにちは！ほしの恭世（@834nk）です！いかがお過ごしですか〜？
寒くなってきましたが秋から冬への移り変わりの時期が一番好きです（風邪ひきますけどね）。
さてさて、2020年11月15日14:07に、蠍座新月を迎えます。この蠍座新月は、地球にもっとも近い場所で起こるスーパームーンの新月です。そして、星のビッグイベント、グレートコンジャンクションまであと1か月と少し！
そして、今回の新月は強力な星々がサポートをしてくれています。あなたの行動をぐぐぐっと深く後押ししてくれることでしょう。
という方は、下のリンクを読んでみてくださいね。
おかげさまでグレートコンジャンクションの記事をたくさんの方に読んでいただいております！感想をいただいたりして感激しております。本当にありがとうございます！（涙）
それでは、蠍座新月の解説にまいりましょう。
蠍座のホームで起こる新月。後ろ髪をひかれても振り切る！
Photo by Samantha Gades on Unsplash今回の新月は、8ハウスでの新月。蠍座のナチュラルハウスで起こります。
新月が起こるサインがつかさどることは、その後のひと月のムードに関わります。蠍座がつかさどることは下の通り。
●ポジティブ
深いつながり・深い体験・一体化・徹底的に追求する力・思慮深い・死と再生・エロス・情が深い・根源へ向かうエネルギー・変容
●ネガティブ
執着・依存・嫉妬・支配欲
ナチュラルハウスでの新月ですから、蠍座パワー満載なムードになりますね。
冒頭でグレートコンジャンクションまでもう少しとお伝えしましたが、わたしたちは今年、予期しない事態に対応しなければなりませんでした。
対応する中で、取り巻く環境や働き方が大きく変わった人も多いですよね。
でも、それでもまだ後ろ髪をひかれるようなことがあるかもしれません。
それを振り切る年内のラストチャンスが今回の蠍座新月。ただ振り切るだけではありません。
蠍座は「変容」のサインですからね。新しい世界へ向かって新しいものが生まれる。そういうタイミングになりますよ！！
新月をトリプルコンジャンクションが後押しする
Photo by Nathan Dumlao on Unsplash今回の新月でもっとも注目すべき点は、今年の主役と言っても良い、山羊座に集まるトリプルコンジャンクションが喜ばしい形でサポートをしているところ。
新月の少し前、11月13日に木星と冥王星が再び重なりました。以前より、木星と冥王星が重なるときは感染拡大に注意が必要になりそうだという話を書かせてもらっていたのですが、今回も合わせるように…第3波が起こっているような気がしないでもないですよね。
そう考えると恐ろしい感じがしてしまいますが、トリプルコンジャンクションの影響力は、それだけ強いということ。そして今回は、10ハウスと11ハウスの境目にぎゅぎゅっと集まっていて、社会、そして国が変わることを後押ししているわけです。
わたしたち自身がこれをどう捉えるか。
わたしたちにとっては、自分の社会的な立ち位置や気持ちを同じくする仲間との関係性において、奥深くにしまっておいた「必要のないもの」から手を切り、あるいは「新しい人たち」と手を取り、生まれ変わるチャンス！となります。
押入れの中にしまっている段ボールの中身を見てみたら、「なぜこんなものを大事にとっていたのだろうか？」と思った経験はありませんか？
まさにいま、わたしたちの内側の奥底に大事にしまっている要らないものを確認して粗大ごみに出すときがやってきているのです！（そして新しいものをしまうのです）
直感を信じて判断してOK！
Photo by Anunay Mahajan on Unsplashさらにこの新月は、魚座にいる海王星が調和しており、自分では意識をしていなくてもピピっときた方に決めようという動きがスムーズになります。
論理的な理由は要りません。直感を信じて「こっちだ！」と思う方向へアクションを起こしてください。
いつも「その理由は？」と根拠を求めて人に聞いたり、ネットで検索してしまいがちな人は特に、ネット検索をせずに自分のインスピレーションを優先するようにしてください。
世の中には理論で説明できることばかりではないということを、わたしたちは肌で感じて知っています。
なんていう発言をしたことが誰にでもあることでしょう。その「なぜだかわからない感覚」を今回は大事にしてくださいね。
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火星の逆行期間に気づいたことを活かす
Photo by Heather Ford on Unsplash新月の前日、11月14日に逆行していた火星が順行に転じます。
9月10日からここまで続いた逆行が終わり、これからは逆行中に見直したことについて新しい手段を採用していく時期。
上の火星逆行のリンクで1988年に牡羊座で火星が逆行したときに起こったことを下記のように言及しています。
1988年のできごとを調べると、中国とベトナムの衝突、イラン・イラク戦争の停戦など、国際的な争いがあったり、アルカーイダが作られるなど、火星のネガティブな面が出ているようなできごとがあります。
（中略）
戦争が起こらないことを祈るばかりですが、牡羊座の火星は、こういった闘争心や衝動に火をつけてしまうということも忘れてはなりませんね。
他の1988年のできごとは、レーガン大統領からブッシュ（父）大統領へとアメリカのリーダーが変わったり、パキスタンでイスラム国家初の女性首相が生まれた年でもありました。
誕生を表す牡羊座にある火星が牡羊座で逆行することにより、古い体制、古いやり方を見直して再確認をし、新しいリーダーを生むということなのでしょう。
現在も同じようなできごとが起こっていますよね。
先日起こったウィーンの銃撃事件や、今この記事を書いている日（13日）に起こったサウジアラビアでの爆弾攻撃。
火星の逆行が終わる前に相次いで起こるこれらの事件。わたしたちはフラストレーションの矛先を間違った方へ向けてはならないと胸に刻んで置く必要がありそうです。
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思い通りにいかなかったことがスムーズに
Photo by Joseph Chan on Unsplash社会でのできごともそうですが、わたしたちの日常生活でも思い通りに行かなくてイライラ…なんていう方もいらっしゃったかもしれませんね。
しかし、その期間に気づいたことがあるはずです。
- 何が思い通りに行かないとイライラしてしまうのか
- どんなことに行く手を阻まれているような気がしてしまうのか
- そのフラストレーションをどう処理したらいいのか
などなど、冷静に感じたことを振り返ってみましょう。
そして、これからは徐々に物事がスムーズに運び始めます。
気づいたことをもとに、これからは新しい手段がとれるはず。もうイライラもしないし、フラストレーションを感じることも少なくなるでしょう。
特に今回の新月は、牡羊座がアセンダントで火星は1ハウスにあります。
そう思って、思いっきり前へ飛び出しましょう！！！
多少行く手を阻まれているようなできごとが起こっても、その対処法を学んでいるのですから怖いものはありません！
さあ！前へ！！！！
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人間関係をとことん見直すように促される
Photo by Kelsey Chance on Unsplash7ハウス金星に対し、10〜11ハウスの境目に集まっているトリプルコンジャンクションが緊張関係を築いています。
先程、自分の社会的な立ち位置や仲間との関係において「必要のないもの」から手を切り、あるいは新しい人たちと手を取り、生まれ変わるチャンスとなりますよ〜というお話しましたが。
7ハウスの金星と緊張関係ですからね。自分と他者との関わりに影響大なわけです。
7ハウスは恋愛も司るハウスであり、天秤座のおうちですから、この天秤座金星もパワーアップします。
人間関係が変わっちゃうかもしれませんね。やっぱり。
7ハウスの金星は、
と言っていたとしても。
トリプルコンジャンクションが柱の向こうからじっとにらみを効かせているわけです。
という感じで迫ってきます。
7ハウスは、たくさんのものの中から「どーれーにしよーおーかーな〜」と選ぶような段階だとしたら、新月のある8ハウスは、一人の人と深く深く愛し合うことにより、新しいものを（生命もしかり）生み出す段階ですからね。
と言っている感じ。敬老会で出会って結ばれるのもすてきですから、それはそれでいいのですけれどね。選ぶなら今でしょ感は拭えません。
今回の新月では、深く交われる人を見つけて自分自身も生まれ変わりましょう（なんなら新しいものを作り出しましょう）と言われているのです。
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変化の先にある運命
Photo by Danica Tanjutco on Unsplash先程の人間関係の変化には、続きがあります。
なぜなら、7ハウスの天秤座金星に対し、3ハウス双子座のノースノード（ドラゴンヘッド）が調和しているから。
2020年にノード軸が双子座と射手座の軸に移動していますが、その記事に書いた通り、双子座のノースノード（ドラゴンヘッド）はパワー増し増しになるのに加え、双子座のナチュラルハウスにいますから、増し増し＋増しともうひとつパワーが増すのです。
この新月の前後から数ヶ月の間に、運命を左右するような新しい人間関係に出会う可能性があります！
新しい出会いではなくても、
というように、以前から知っている友だちや幼馴染との関係が変化したりするかもしれません。
山羊座のトリプルコンジャンクションから睨まれていて、
なんてブツブツ言ってたら、デートのつもりなどなくでかけた友だちとの飲み会で顔なじみの中のひとりと急接近！みたいなこともあるかも？
恋愛関係だけでなく、お仕事のパートナーや友人関係などでも同じようなことが起こる可能性大ですからね。既婚者の方も関係ないわ〜と思わず、アンテナを張り巡らせておきましょう。
新しい進歩的な思考が求められるとき
7ハウスに位置している蠍座の水星。今月の4日に逆行が終わり、11日に蠍座へと戻ってきています。
この蠍座水星に、牡牛座の天王星が真向かいからロックオン。
進歩的な思考をするようにと促しています。
これも、これまで述べてきた人間関係について「大切な誰かとどうつながっていくのか」に関連してくるでしょう。
蠍座の水星は、
というまで、地の果てならぬ地の奥底までも思考を掘り下げていきます。
牡牛座の天王星は、それを高い位置から見下ろしつつ水星をとらえて離しません。蠍座の水星が奥底にたどり着いたなら、それをぐいっと高い位置に引き上げる手伝いをしてくれるでしょう。
これまで良しとされてきたオーセンティックな「大切な人とのつながり」や「愛」のようなものに、革命が起きる可能性も…。
「これが愛だ！」なんていう正解はひとつではなくて、いろいろと考えられますから、これ以上考えられないくらい考えて得る「答え」が新しい世界を築くきっかけになるのかもしれませんね。
許して忘れて自分自身の傷を癒やす
Photo by Kasper Rasmussen on Unsplash前回の牡牛座満月の時、金星とカイロン（キロン）が向かい合っていました。牡牛座満月の記事を引用しますね。
この満月をきっかけとして、それがパートナーや親族関係なのか、友だち関係なのかはわかりませんが、深い関わりのある誰かとの人間関係に焦点があたる可能性があります。
最終的には癒やしへとつながっていきますが、その過程で、もしかしたら過去の痛み、辛い思い出などが、まるでハロウィンに蘇るゾンビのように、浮上するかもしれません。
わたしたちは、過去は変えられないと思ってしまいますが、事実は変えられなくても、捉え方は変わっていきます。
過去の辛い出来事への捉え方が変わるとき、真の癒しがあなたに訪れるのです。
今回の蠍座新月では、きっちりと150度で関わっています。しかもカイロン（キロン）はアセンダントと重なっています。
前回の牡牛座満月で焦点があたり、今もなお辛い思い出と向き合っている方もいるのかもしれませんね。もしかしたら、この蠍座新月のもっとも重要なテーマがここにあるのかもしれません。
自分自身の傷は、他でもない自分自身が癒やすと前回も申し上げましたが、傷を癒やすには、許して忘れるしか方法はありません。
この新月に現れたこの星たちの関係は、辛さはあれどもポジティブな方向へと向かっていくということが約束されているというメッセージを伝えたいのではないかと思います。
思い当たることがある方は、許して忘れるのだということをこの新月に宣言してみてくださいね。星が手伝ってくれますよ。
蠍座新月に向き合うテーマ
Photo by Mehmet Turgut Kirkgoz on Unsplash今回の蠍座新月に、わたしたちが向き合うテーマをサビアンシンボルから見てみましょう。
太陽と月：蠍座24度「一人の男性の話を聴くために山から降りてきた群衆」
- 新しい考えを取り入れる
- 自分の信条を世の中に役立てようと努力する
- 尊敬できる人の話を聞いてみる
太陽と月のサビアンシンボルの詳細については、こちらへ。
アセンダント：牡羊座3度「彼の祖国の形をした男の横顔の浮き彫り」
「カメオに彫られた男の肖像が国を象徴する」
（複数あるので両方を紹介しています）
- 変化へ対応しエゴを抑える
- 協力者を得て大きな可能性へ向かう
- 自己を確立し集団を象徴する人物となる
MC：山羊座2度「3つのステンドグラスの窓、1つは爆撃で損傷している」
- 社会におけるプレッシャーを乗り越える
- 過去を捨てトラブルに対処すること
- 新しい環境を作り協力を得る
まとめ
今回の蠍座新月は、パワフルな星たちからの強力な後押しがあります！
ひとつのことを徹底的に掘り下げる蠍座での新月ですから、次のアクションのための計画をよく練るといいでしょう。
色んな星がつながって新しい視野が広がって変容を促すような流れが起きています。変化というテーマがチャートにもサビアンシンボルにもよく現れています。
考えてみるとこの新月だけでなく、ずっとこの言葉をお伝えしているような…(笑)
こんなにも繰り返し強調されることがあるだろうかと思ってしまうほど、今年は変化の年なのでしょうね。
目の前の出来事には対処する必要があると思いますが、その先には大きな可能性があるということも約束されていますから、安心して新しい世界へ向けて行動を起こしましょう！
それでは、良い新月の日をお過ごしくださいね！
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