こんにちは。ほしの恭世（@834nk）です。いつもありがとうございます！
本格的な冬になってきましたね。頬を抜ける冷たい風は嫌いじゃない（むしろ好き）なのですが、寒いな〜と思いながら洗濯物を干しております（なんの報告だ）。
2020年12月21日19:02に太陽が山羊座へイングレスし、冬至を迎えます。
例年よりも年の瀬感が薄いような感じがするのは、今年がいつもと違う年だからでしょうか。
それでも、クリスマスのライトアップや飾り付けをみるとほっこりしますね。こういう季節のイベントごとに救われる感じすらします。
西洋占星術で言う新しい1年のはじまりである春分図は1年のムードを表し、その次の夏至、秋分、冬至はそこから3か月のムードを表すと言われています。これらは、四季図と呼ばれています。
この記事では…
- 冬至から3か月のムード
- サビアンシンボルから読む冬至図
- 3か月の心構え
などをお伝えします！
この記事を読む前に、よかったら春分図の記事を読んでくださいね。この1年の流れの中にある3か月のムードとなりますよ。
夏至図と秋分図については下のリンクを。
四季図から読めること
Photo by Erwan Hesry on Unsplash前回の秋分図の時に、下の表でいつのチャートをどのように読むかということをお伝えしました。
| チャートの種類 | いつのチャートを読むか | 期間 |
|---|---|---|
| 春分図 | 太陽が牡羊座へ入った瞬間のチャート | 春分から1年間のムード |
| 夏至図 | 太陽が蟹座へ入った瞬間のチャート | 夏至から3か月間のムード |
| 秋分図 | 太陽が天秤座へ入った瞬間のチャート | 秋分から3か月間のムード |
| 冬至図 | 太陽が山羊座へ入った瞬間のチャート | 冬至から3か月間のムード |
春分図1年≧四季図3か月≧新月と満月（日食と月食の場合は半年間影響）
というお話を、前回の秋分図の記事でお話ししていますので、そちらも参考にしてくださいね。
2020年12月21日の冬至図
太陽が山羊座へとイングレスし、冬至を迎える瞬間のチャートです。
17日に土星が、19日に木星がそれぞれ水瓶座へとイングレスし、すでにグレートコンジャンクションムードになっておりますよ。すでに影響を感じてらっしゃる方も多いかもしれませんね。
それもそのはず、グレートコンジャンクションは日本では日付変わってまもなくの22日の夜中3時過ぎに起こります。日付こそ変わりますが、冬至を迎えて数時間しか経たないうちにグレートコンジャンクションを迎えます。
時間が違うのでハウスは変わりますが、星の配置はほぼ同じ。
ここからの3か月は大きな節目を迎えるタイミングになる人が多いかもしれません。
積極的に行動を起こしたくなるとき
Photo by Kid Circus on Unsplash冬至から来年の春分までの3か月間のムードを握るアセンダントは、獅子座。その支配星である太陽は5ハウスにあります。
獅子座は、「創造性」「自己表現」「生命力」などをつかさどるサイン。
ドラマティックに自分を表現していくサインです。
支配星の太陽は水星と重なり、牡牛座天王星と調和。エネルギー満タンで大胆な行動をとりたくなるかもしれません。
という意気込みを感じます。世の中を変えてやる！というくらいの勢いです。
しかし、アセンダントは天王星と緊張関係の位置にありますし、その行く手は平坦ではなさそうです。
でもそれを乗り越えてこその獅子座アセンダントという感じもします。
MCは牡羊座。目指すゴールもアツイ！
牡羊座って「勢いのある情熱家」というイメージですが、考えるより先に衝動的に行動をするので傷つきやすい面も持っています。
そんな雰囲気でしょうか。
未来のために気を引き締める
Photo by Aude-Andre Saturnio on Unsplash3か月前の秋分図の記事で、健康管理に気を配るという話をしていました。
インフルエンザとコロナ両方の感染が広がることをツインデミック、ダブルデミックと呼び、それがすでに懸念されているようですが、ちょうど11月13日に再び木星と冥王星が再び重なりますから、そのあたりが特に気になる時期になるのかもしれませんね。
ここまでの3か月の終着点が今現在であり、医療機関の崩壊が懸念されている状態です。
6ハウスにある山羊座の冥王星は医療体制とわたしたちの感染に対する意識において、根本からの変容を促すのかもしれません。わたしたちは、意識を変えなければならないのだと思います。
感染者数が増加していても、気の緩みがあることは否めません。わたしたちはわたしたち自身の未来のために、いま一度、気を引き締めなければならないですね。
プレッシャーは良い結果へのアクセントとして考える
MCに火星がぴったりと重なっているのも目立ちますね。
今年、火星は逆行をして自分のホームである牡羊座に長期滞在中です。
逆行をスタートしたのが9月10日。そして逆行が終わり順行へと転じたのが11月14日。66日間という長い期間、山羊座のトリプルコンジャンクションと厳しい角度をとりつつ逆行をしていました。
逆行をスタートした場所である牡羊座28度08分まで火星が戻るのは、2021年1月3日3:42です。ここでやっと火星逆行の影響が終わります。
後少し！というところで、山羊座の冥王星とのタイトな緊張関係を築いているのがこの冬至あたり。
きっちりと90度の角度になるのは、23日の23:52ですが、冬至図においてMCとかさなっているのはとても象徴的です。
自分が思っている方向へ進みたい牡羊座火星には、この山羊座の冥王星の存在はおもしろくありません。
例えるならば…。
と言っているやり手社員に、今の会社の社長が圧力をかけて独立させないようにしているような感じでしょうか。
とでも言っているような…。
だからと言って諦めないでください！諦めたらそこで終わりです。
火星逆行については、下のリンクに詳しく書いていますのでそちらをどうぞ。
このまま古い自分自身でやっていくのか、リスクをとってでも新しい自分になっていくのか。
すべてはあなた次第ではありますが、2020年はただでさえ社会が変容を迎える年ですから、新しい自分になるために、リスクを恐れずに前へ進んでください。牡羊座の火星が前進をサポートしてくれますよ。
誰と人生を歩んでいくのか、どんな種を植えてどんな実りを得ていきたいのか、どんな人生の地図を描いていくのか、自分自身が立ち上がるためのきっかけを牡羊座に火星がいる期間に見つけてください。
これは上の火星逆行について書いた記事の一節。
プレッシャーがあった方が良いものが生まれます。この冥王星との緊張関係を活かしたいところです。プレッシャーが追い風になることだってありますからね。
攻撃的になる必要はありませんから、自分が目指す先はどこなのかを考えて冷静に早めの決断をしましょう。
新しい世界での冒険に期待が高まる
Photo by David Lezcano on Unsplash冬至図では月は魚座を運行し、同じ魚座の海王星と重なっています。
そこへ山羊座の冥王星がパワーを送り、新しい世界への期待を高めます。
まるでグレートコンジャンクションを迎えた後の世界を夢見るかのように。
新しい世界での冒険への期待に胸を膨らまし、旅支度をしているような状態です。
グレートコンジャンクションを迎えて数時間後の22日7:32に、月は牡羊座へとイングレスし、8:41に牡羊座で上弦の月を迎えます。
月もスタートサインである牡羊座にまもなくイングレスするという、新しい時代の幕開けを祝うような星のめぐりに関心してしまいます。
こんなことを考えつつ、1日を過ごしたりするのかも。
上弦の月は、積極的に行動して吉のタイミングでもありますから、冬至＆グレートコンジャンクションを迎えたこのタイミングで行動を起こすのもいいですね。
特に何もすることないしな〜という方は、ぜひ神社などへ行ってお参りをしてみてください。
恵方詣りも激おすすめです！！
後戻りはしないと心に誓う
Photo by ian dooley on Unsplashこの冬至図で、ほぼグレートコンジャンクションしている木星と土星は、6ハウスの終わりに位置しており、7ハウスの入り口であるディセンダントにかさなっています。
6ハウスまでで自己を完成し、7ハウスから他者と関わっていくわけですから、ディセンダントは社会への入り口でもあります。
6ハウスに木星と土星が位置していますので、働き方を思い切って変えてしまうという選択をしたり、日々のルーティンをガラリと変えたりと日常生活に関わることを思い切って変えたり、変わるようなことが起こったりしそうです。
水瓶座は、とても理論的かつ革命的。古い体制を変えるためにはどんな根回しが必要なのかなんて考えずに「はい終わり！次こっち！」とバッサリと行きます。
そう言う声が聞こえてきそうです。
先述した火星と冥王星の緊張関係で、独立しようとするやり手社員にプレッシャーをかける社長で例えるならば、この木星と土星の6ハウスでのコンジャンクションは、辞表をPDFで添付してメールで送るレベルです(笑)
なんて言われようが、同僚になんと思われようが意に介しません。
「今どきのやつらは全く…」なんていう旧時代的な人たちを置いて、自分の目指す理想的な未来へ向かっていくのです。
木星と土星は7ハウスの入り口にかさなっていますので、この影響は、人間関係にも出てくるでしょう。
と思ったりするのはナンセンス。気が合わないなら離れてOK。
離れるときは多少辛いかもしれませんが、もう風が吹いてますから。心の中のもやもやをすっきりと吹き飛ばすことを意識しましょう。
わたしたちはこれから、自分が思い描く未来に必要なものを大切に、先へ進んで行かねばならないのですから。
冬至図のサビアンシンボルは？
Photo by Aziz Acharki on Unsplashそれでは主要ポイントのサビアンシンボルを読んでみたいと思います。
四季図では、毎年太陽は同じ度数になりますので、太陽のサビアンシンボルは冬至での立ち位置のようなものとして読んでみてください。
山羊座1度「認識を求めるインディアンの首長」
様々な意見がある社会の中で自分にできることを主張していく。
魚座24度「人の住んでいる島」
自分の思い描く暮らしを実現するために、環境を変えることを考える。自分も自然の一部だということを認識する。
獅子座4度「正装した男と角を刈られた鹿」
自分の実力をそれを人に認めてもらおうとする。言葉だけでなく行動を起こすことを意識する。
牡羊座23度「重く価値があるがベールに隠された荷を運ぶパステルカラーの服を着た女」
内側にある欲望を源として生活を変えていこうとする。自分らしい生き方を根本から考える。
「すごい…！」と思わず言ってしまいそうになるくらいこの冬至図にぴったりのサビアンシンボルです。
わたしたちはこの冬至＆グレートコンジャンクション後の3か月間、真の意味での自分らしさをしっかりと見据える必要がありそうです。
冬至の日から3か月間の心構え
Photo by Ahmed Carter on Unsplashそれでは今後3ヶ月の心構えをまとめたいと思います！
- 口で言うだけではなく、行動を起こす
- プレッシャーを良い方向へ活かすこと
- イライラせずに落ち着いてひとつひとつに対処する
- 攻めることだけが得策ではないことを意識する
- 自分らしい生き方の模索に集中する
- 今いる環境に違和感を感じたら思い切ってその場を去る
- 自分のことだけではなくよりよい未来のことに思いを馳せる
まとめ
火星逆行の影響と山羊座のトリプルコンジャンクションにハードな状況を強いられた方々、お疲れさまでした！とまず言いたいですね。
特に活動宮に個人天体をお持ちの方は影響が大きかったのではないかなと思います。まだラスボスの冥王星が山羊座にいますのでもうしばらく忍耐が必要かもしれませんが、トリプルコンジャンクションが緩み、多少はマシになるのではないかと。
土星が水瓶座に抜けてホッと一息〜♪と言いたい所ですが、来年は本格的＆根底からの変容へのプレッシャーが訪れます。
これはもう仕方ないです。それぞれが「自分にいまできること」から目をそらさないことが必要なのだと思います。このあたりについてはまた後日お知らせしますね。
グレートコンジャンクションを機会にもうひとつ書きたいことがあるので、またそちらでお目にかかりましょう。
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