西洋占星術

2022年12月23日山羊座新月。自分を幸せにしてくれるものは?

2022年冬至&12月23日山羊座新月。自分を幸せにしてくれるものは?

こんにちは!ほしの恭世(@834nkです。

わたしは今、年末年始を久しぶりに外国で過ごす予定で日本を離れております(仕事は変わらずしているのですが…笑)。日本は寒そうですね。積雪で車が立ち往生しているというニュースを見て驚いています。

年末年始も冷え込みそうですね。風邪などひかないようにご自愛くださいね。

 

さて。冬至の翌日、2022年12月23日午後7時17分に山羊座新月を迎えます。

この山羊座新月からのひと月は、来年をどのように過ごすかの準備期間だとしっかりと意識して過ごすことをおすすめします!

なんとな〜くではなく、しっかりと!がポイントですよ。

それでは今回の山羊座新月の影響をお届けしますね。

2022年12月23日19:17山羊座新月

2022年12月23日山羊座新月
山羊座の区分とキーワード

●区分とエレメント

  • 偶数/陰/女性:受容的・受け入れるエネルギー・感情を大切にする・育てる力
  • 活動:物事の始まり・新たな提案
  • 地:形を作る・固める・実質的・堅実・地道・結晶・触れて確認する

●支配星:土星

●ポジティブ
社会的達成・現実的・ルール重視・真面目・忍耐・誠実さ・伝統・野心的・規則・法律・常識・古いもの・権威・地位・責任・制限の理解・保守的・守備・成功・成熟・年長者・リーダーシップ

●ネガティブ
用心深い・結果主義・ワンマン・権威主義

●身体対応
膝・骨・歯・関節・皮膚

上を目指したい!とワクワクすることは?

山羊座は、小さなことをコツコツと長い時間をかけて積み上げていくサインです。

伝統的なものや、社会的活動の頂点などが山羊座の領域ですね。これまでの自分の経験を社会に役立てようとしていきます。

今回の新月は、自己表現がテーマである5ハウスの終わりで起こる新月です。

仕事を選ぶとき、あるいは社会貢献を考えたとき、どのような視点でその仕事や活動を選んでいますか?

人の役に立ちたいという気持ちや社会的なステータスなど、様々な理由があると思いますが、この山羊座新月で考えて欲しいことがあります。

それは、自分が心から楽しめることかどうか?です。

お医者さんの息子さんはお医者さんのパターンが結構ありますよね。「医者になるのが当たり前だと思って育ってきた」という方もけっこういらっしゃるようです。

自分の使命だと思って達成されているわけですから、それが悪いというわけでは決してありません。

でも、社会的活動に楽しみが見いだせているかどうか?ということについて、この山羊座新月で考えてみて欲しいのです。

こういうことを書くと、「楽しくないから仕事辞める!」なんて人も出てくるかもしれませんが…笑。それを推奨しているわけでは決してありませんよ(念のため)。

社会的な責任を果たした上で辞めるのが山羊座です!というか、大人です。そこを忘れないでくださいね。

それから、楽しくないのをまわりの人のせいにするのも違います。犯罪でもないのですから、誰が悪いっていうのは本来はありません。同じようにあなたが悪いというのもありません。

自分が仕事を楽しめるかどうかは、自分の向かい方ひとつで変わります。今の仕事を続けたい人、他にやりたいことが見つからない人は、今の仕事を楽しむ方法や向き合い方を一度考えてみてください。

自分軸で選ぶっていう言葉が多用されているスピリチュアル盲信者に絆されて、わがままに振る舞っていては、社会的信用をなくしますからくれぐれもご注意を!

楽しむ方法を自分が見いだせて、そして社会的なゴールを目指せるような、そんな仕事や社会活動について考えてみてくださいね!

日々の生活に新しい価値観が持ち込まれそう

山羊座の新月は、5ハウスに位置していますが、そのお隣の6ハウスに金星、水星、冥王星が集まっています。

金星に、牡牛座の天王星がしっかりと調和。冥王星はちょっと離れていますが、金星と水星は重なっていると言っていい範疇にあります。

6ハウスのテーマは、社会的には軍事関係、警察などの国の管理下にあるもの、個人レベルでは雇用や労働、健康問題などです。

山羊座の金星と水星ですから、6ハウスのテーマに対して、きっちりかっちりと確実にかつ完璧になんでもこなそうとしますが、ここへ、牡牛座の天王星が働きかけることにより、新しい価値観、今までとは違ったやり方などが持ち込まれます。

しかも牡牛座は、このチャートでは、ぎゅぎゅぎゅ〜〜〜っと力を溜め込んでいるような状態ですから、その働きかけはなかなかパワフルです。

冬至を迎えた翌日の新月。冬至のチャートでは、天王星は5ハウスのカスプ(ハウスとハウスの境目)上にあり、1ハウスの金星と水星に働きかけていました。

今回の新月では10ハウスに天王星、6ハウスにある金星と水星に影響を与えています。

これらの関連からも、今までとは違うやり方で社会貢献を進めていくというようなテーマが浮かび上がってくるような気がしますね。

今、勤めている会社での立ち位置や日常生活において、新しい価値観が持ち込まれるかもしれません。

新しい自分のために、ひらめいたことはメモっておくこと

今回の新月は、海王星が山羊座の水星をサポートしています。

前述した天王星の影響も然りですが、海王星からの働きかけからも、何らかのひらめきを受け取る可能性が高いと言えます。

そのひらめきは、ぜひメモっておくことをおすすめします。メモではなくても、写真や音声で記録するという方法もいいですよ。とにかく形に残すことを意識してみてくださいね。

今回の新月は、山羊座のルーラーである土星が他の天体とメジャーなアスペクトを取らない新月です。

2021年から2022年と長らく続いていた天王星との緊張関係が本格的に終わりました。土星と天王星の緊張関係は、わたしたちに「これまでの常識、古い考え方ややり方を塗り替える」ように働きかけて来ました。

実際に、この数年間を振り返ってみると、働き方も変わり、電子マネーなどの発展により、これまで当たり前だったことが変化しましたよね。

土星は、2023年3月7日に魚座へと移動し水瓶座でのお仕事を終えます。

自分自身に起こった変化や、これから起こりそうな変化の兆しを感じていたら、それも記録に残しておくといいですよ。

そのときに、その変化によって何を得ることができたのか?そして次のステップとしてどんなことが考えられるのか?も合わせて考えてみるといいですね。

新年の抱負は山羊座新月に考えよう!

新年の抱負は1月1日でしょう?という声が聞こえそうですが…。

今回の新月は、ちょっと早めの新年の抱負を考えてみると良さそうです。なぜなら、新年を迎える日、水星が山羊座で逆行中だから。

今回の水星逆行期間は、2022年12月29日から2023年1月18日まで

この逆行期間中は、自分の思考の癖や長年積み重ねられた思い込みなどを見直していく時期になっていきますので、逆行前に来年をどう過ごすかを意識しながら願い事なり、新年の抱負を考えてみましょう。

今回の山羊座新月には、12月20日23:32に再度牡羊座入りした木星が影響を与えています。

牡羊座0度にある木星は、山羊座の新月に対して「計画を練るのも大切だけど、もっと自分の情熱に従ってみたらどうなの?」と語りかけています。

それでも、山羊座の新月は「いやいや、やっぱり計画は大事だよ!」と言うのかもしれませんが、その2つのサインの間で交わされるこのやりとりは、あなたが何を本当にしたいのか?何をしていたら幸せを感じられるのか?にたどり着くための一助となるでしょう。

信じている価値観が崩れたとしても

今回の新月のサビアンシンボルは、山羊座2度「三つのステンドグラスの窓、一つは爆撃で損傷している」です。

山羊座は長い時間をかけて築き上げられるものをつかさどっています。

わたしたちの「価値観」もそのひとつで、安定した価値観をもっていたはずが、人生の中で、さまざまな抵抗力によりそれが崩れ去るような経験も起こることがあります。

絶対的信用のあった自分の価値観が通用しないとなると、自身のバランスを崩してしまいます。

しかし、負けた経験のアスリートがその経験を活かして次の試合でもっと強くなるように、価値観が壊れるということは悪いことばかりではありません。

特に今回の新月は、山羊座の初期度数で起こりますから、射手座の世界で「これが真理だ!これでみんな幸せになれるぞー!」と持ち帰ってきたものを山羊座という集団社会で役立てようという勢いが強いため、「自分はすべてを知っている!」というちょっと高飛車な雰囲気が否めないんですね。

山羊座の世界は、もっとストイックでハードなんです。これからもっと本当の意味での「上」を目指すため、打たれても立ち上がるという強固な自分を育てて行きます。

色んな意味で、今回の新月は新しい価値観や新しいあり方を考えるのに最適だということが言えますね!

これまでの価値観が崩れるようなことがあっても、強固な精神力を鍛えるための訓練だと思っておきましょう。

でも…

念のため言っておきますが、変われという圧力を与えるのは個人的に好きではないのです。

世の中の占いコンテンツがそうであるように、言い切った方がコンテンツを楽しんでくれるだろうと思うのですが、人はできれば変わりたくないもので、安心安全な場所で過ごしていたいんですよね。

はっきりと変わりなさい!変わる時期です!と言ってもらえるとそちらへ向かうことができるという人もいますから、言い切ることすべてが悪いと言うわけではありません。

人が変わるタイミングというのは、本当に人それぞれなのです。だから「変わるべき!」と言い切ることで読んでいる人を煽るようなことをしたくないというのが、わたしの考えです。

だから変われなくても大丈夫ですし、変われないという悩みをもっている方がいる場合は、少しずつ変わっているから安心してくださいとお伝えしています。

ですから「へー。こういう星の影響があるんだな」というくらいに読んでいただければいいなと思っています。

それでは、良い新月の日をお過ごしくださいね。

そして良い年をお迎えください。

今年も「月と星の道しるべ」に来ていただき、ありがとうございました!

 

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ほしの恭世
星読みアドバイザー。西洋占星術とタロットと九星気学を使って星とともに人生を歩んでいます!インドでアーユルヴェーダを学び、目に見えない世界を大切にする心に触れ、興味のあった占星学を学びはじめました。それから流されるままに星にまみれ、無駄な抵抗を辞めて宇宙にサレンダー中。人生の岐路に立った人を応援するために情報発信中です。 詳しいプロフィールはコチラ(長いよ!)。
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