いま、タロットブームなんでしょうか?本屋さんの占い本コーナーにはたくさんのタロットの本が平積みされていて、品薄のときもあるんですよ。
これもスピリチュアルをつかさどる魚座海王星のしわざかしら〜?と思ったり。
わたしは、タロットは独学でのスタートでした。
初めてタロットカードというものを見せてもらったのは18歳の時。
大学で初めて友達になった子がタロット占いをやっていて、友達を占うところを見せてもらったんです。
その子は、23歳の時に空へ旅立ってしまったのでもうタロットの話は聞けないんですが、彼女が使っていたのはいわゆる黄色い箱のタロットカード。
わたしがその黄色い箱のタロットカードを買ったのは、10年ほど前かな?たぶんそれくらいだと思います。
ですが、カードを買ったものの完全放置。やろうと思ってタロットの本も数冊買ったんですが、いろいろあってカードどころではなくなったので、何年もカードたちは保管されたままでした。
数年経ってから、ようやくまともに本を開きました。最初は、独学では難しいなって思う部分もあったのですが、最近のタロット本はとても丁寧です。
今日は、おすすめのタロットの本をご紹介しますね!
わたしが実際に受けたおすすめの「タロット無料講座」の情報は下のリンクからどうぞ!
https://astro-compass.com/2020/10/learnig-tarot-online-free/
超初心者向け!まずはここから
カードの意味は覚えなくてもインスピレーションだけで読んでOK!という方もいらっしゃいますので、本を読むなんてナンセンス!と思う方もいるかもしれませんが・・・。
とりあえず、どんなものなのかを知りたいという場合、まずは大アルカナの勉強からスタートしてみましょう。
わたしが最初に買ったのは藤森緑さんの「はじめての人のためのらくらくタロット入門」でした。
説話社さんのこの渋い表紙のシリーズは、他にもインド占星術の本を持っています。本文も表紙もモノクロのこの雰囲気、結構好きです(笑)
ちょっと昭和の雰囲気だけど…と奥付けを見たら2008年初版発行でした(平成だった)。
この本には、大アルカナしか載っていませんが、正位置と逆位置の説明がわかりやすく簡潔に書かれているので、最初の一歩におすすめです。
中身をチラ見せ↑
この本には、小アルカナまで触れた続編「続はじめての人のためのらくらくタロット入門 」があります。そちらももちろんおすすめ。
最初は、スプレッドはおいといて、まずカードの持つ意味と一般的なイメージを勉強するくらいでいいんですよね。
だから最初の一歩には、まずは上の2冊を。
似たような感じで、大アルカナのみを扱った本に桜田ケイさんの「かんたんタロット: はじめてでもすぐ占える」もあります。質問別の解釈も書いてあるので、大アルカナの解釈をもっと知りたい人にはおすすめです。
ちょっと慣れてきたら…
カードの持つ意味が何となくわかってきたら(覚えてなくても)、「そもそもシャッフルってどうするの?」とか「この場合はどう解釈するの?」という疑問が湧いてきたりします。
その時におすすめの本は、下の2冊ルナ・マリアさんの著書「いちばんやさしいタロットの教科書」と「これ一冊でぜんぶわかる タロットの基本」です。シャッフルの仕方から載っていて、とてもわかりやすいですよ。
もっと解釈を細かく知りたい!!!という感じになってきたら、次の3冊がおすすめ!
どの本も、カードの持つ基本的な意味をキーワードと共に紹介してあって、さらにシチュエーション別に解釈の仕方が細かく書いてあるので、とても勉強になりますよ!!
LUAさんの「78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット」表紙もかわいいので大人気なのでしょうね。Amazonでもトップに出てきます。
それぞれの質問の解釈が優しくて癒やされます。フルデッキで占い始めたら、読んでみることをおすすめします!
手賀敬介さんの「いちばんやさしいタロット・リーディングの教科書」は、簡潔にストイックに解釈を淡々とする感じの本です。
逆位置の戒め的解釈がわたしにはしっくり来ます。最近Kindle版が出たみたいですね。
「4大デッキで紐解くタロットリーディング事典」では、ウェイト版だけではなく、マルセイユ版、トート版、ゴールデンドーン版と、ちょっとマニアックなカードの解説も載っていますので、ウェイト版以外のカードもちょっと使ってみたい…という方にはさらにおすすめです。
Kindle Unlimitedに登録されているようなので、登録者は0円で読むことができますね!
さらにカードの中身の意味を深めていきたい中級者向け
カードを触っていると、その象徴的な意味をもっと深めていきたいなという気になってくるんですよね。
そこでおすすめなのが、こちらの2冊。
鏡リュウジさんの本は、占星術の本も何冊も持っていて、メルマガも購読しているのですが、歴史的背景を大切にされているところがとても好きなんです。
射手座に個人天体をお持ちなのかなと思って調べたら、9ハウス魚座太陽&牡羊座火星の持ち主でした。研究もお好きなのでしょうね。
こちらの「鏡リュウジの実践タロット・リーディング もっと深く占うための78枚」は、フールの視線は何を意味しているのか?などのシンボルがわかりやすく解説されています。
私が、上で紹介した藤森緑さんの本を買った後、次に買ったのがこちらのジョアン・バニングさんの本「ラーニング・ザ・タロット」です。タロットや占星術の先生をされている伊泉龍一さんが翻訳されています。
すごく分厚い本です。そして本文はモノクロ!!このストイックな本、全部読める気しない!と思うんですけどね。面白いんです。
同時に出た時に意味が強まるカードなども書かれていて、何度読んでも飽きないバイブル的存在です。
わたしはこのラーニング・ザ・タロットに、鏡さんの本の解釈などを書きこんで使っています。↓
もっともっと深めたいタロット上級者向け
さらに、もっともっと深めたい、タロット沼にハマった人向けの本を2冊ご紹介しますよ。
まずは歴史的背景やどうやってタロットが発展してきたのかを解説した鏡リュウジさんの「タロットの秘密」。
タロットをやるにはやはり占いとして発達してきた経緯などを知っておいた方がおもしろいと思うので、ぜひ読んでおいて欲しい一冊です。
そして、同じ鏡リュウジさんが監訳として関わってらっしゃる本をもう一冊。「完全版 タロット事典」です。
でかい!重い!と思わず言ってしまいそうな本なのですが…中身も重くて深い一冊。完全版の名の通りの素晴らしい本です。
占星術で何に割り当てられるか、エレメントは何かというのは、他にも書いてある本はあると思いますが、この本は占星術にあてはめたキーワードのみならず、数秘術での他のカードとの関係やヘブライ文字に関する説明、それから神話を元にしたアーキタイプ(元型)の説明、そしてウェイト版や黄金の夜明け団などのそれぞれの解釈にも触れています。
ありとあらゆる象徴的な解釈が詰め込まれていて、読み応え抜群の本です。
本を買った後に電子書籍版が出たので、そちらも買いました。他にもご紹介した本で電子書籍版も両方持ってる本あります…。
そして、もうひとつ、おすすめの本として紹介しておきたい本がもうひとつ。
「イメージ・シンボル事典」です。わたしはこれをタロットの勉強としてではなく、美術系大学時代に自分の制作をする時のタイトル付けなどのために買いました。
日比野克彦さんが昔からアーティストとして好きなのですが、確か高校生の時だったかな、この本を雑誌かなにかで紹介されていたのをメモっていて(昔からメモるの好きだった)、なけなしのバイト代で買ったんですよね。
思い出の本なので、あまり開かなかった時期も処分できずにいたのですが、なんとタロットやサビアンシンボルを解釈する時に役立ったのです!
難解な翻訳もありますが、神話からの解釈もあってシンプルに「象徴としてどういう意味を持っているのか?」を知る助けになります。
まとめ
今回はタロットを独学する時におすすめの本を初心者から上級者まで紹介しました!全部実際に読んでいるものです。
これから学びたい方々の参考になったら嬉しいです。
他にもこの本おすすめだよ〜というのがあったら、Twitterなどで教えてください!
わたしが独学後、もっと読みを深めたくて受けた無料講座のおすすめポイントを解説しています。
https://astro-compass.com/2020/09/learnig-tarot-online-free/
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アメブロにもinstagramに載せきれない情報をプラスして同じリーディング結果を掲載しています。
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